ひふみよ 小沢健二 コンサートツアー 二零一零年 五月 六月@京都会館第1ホール
満足度&興奮度6300/6300円
簡単にいうと「あのころには戻れない」。賛否両論あるそうだけど、わからんでもない。そんな感じの15年ぶり。
あと続く。「つぶやくのは3日まって」だそうなんで。つぶやきじゃないけど。
客電落ちて真っ暗の中でまず1曲。そのあとぼんやり薄明かりで、ポエトリーリーディング。お前は佐野元春か!いや、よく聞くと作文の朗読、ニューヨークの停電の話。さすが王子。ニューヨークに住んでるだっけな、パツキンの奥さんと。いちいち話がインテリな感じなのだが、それは今に始まったことじゃない。ある意味度肝を抜かれた演出。
そして曲。ん?なんかキー低くない?自分の中でイメージ固めすぎか?演奏がとてもよいので、ヘタウマな彼の歌もいい感じに聞こえます。まあ、この人は歌唱というよりは詩かな、聞きとりやすいし。
さて、と思えばまた朗読。えー。
曲やって朗読、曲が続いて、もうないかと思えばまた朗読。寸止め具合がこれまた王子な感じです。いやらしいわん。女の子のハート鷲掴みかしら。
バックに流れる映像は、なんかよかった。イメージ映像だけど、家庭用デジタルビデオカメラで撮ったと思うけど、その映像具合が。
歌自体は、ちゃんと聞きたいと思った「天使たちのシーン」が、歌詞も変えてるし、外して歌うし。ちゃんと歌ってよ〜と思ったのはぼくだけじゃあるまい。しかも短かったような気も!しゃべるように歌うのはBIKKEにまかせておけ!
そして、例の曲ではあの3人が登場!野音で見たときよりもうまかったぞ、なんか。練習したのかどうか分からないけど。どうやらスペシャルだったようです。ただ、この3人のほうが輝いて見えた。続けることって大事なんですよ、きっと。
そうこうしているうちに気がつけば3時間。朗読のときに座ったりしたので正直「長い」と思わなかったし、実はすごく楽しんだのかも?と思ったりして。いや、こんなに長くいろいろ書いてるんだから、よかったんでしょう。
それにしても、意外に曲を覚えていない。新しい(といって十分古いけど)のはあんまり聞いてないしなぁ。そもそもみんなみたいに歌いませんけど!
今回のような催しが毎年あったらどうかというとちょっと微妙。新曲もどうかなと思わなくもなく、まあちゃんとアルバムで作って欲しいなとおもうところです。15年ぶりだから詣でってみたかったしね、やっぱり。
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