内覧会

やってきました、内覧会。 5月の内覧会のときには、まだまだ工事中って感じだったけれど、 今回はほぼ完成形を見られるとあって、胸も弾む、それなりに。 権之助坂を下りはじめると視界にとびこんでくる建物は、それほど目立たなく 安心するような、でも見えるだけでもうれしいような。

5分ほど早くついたにもかかわらず、外ではみなさんお出迎え。 みなさんというぐらいたくさんの方々。コーディネイト会社の方から設計の方、 現場の方。合計すると6、7人ぐらい。こんなにたくさんの人と見てまわるのは なんとなく恥ずかしかったり。
入り口では簡単な説明を受ける。床はまだワックスがけなどの仕上げをしてないから 汚いとかなんとか。リノリウムということもあって、ワックスも特別なんだとか。 入り口でスリッパに履き替えてエレベータにのる。エレベータは9人乗り。 多分ふつーの大きさだと思うけど、自転車載せて上がれるかなと、ちと思う。

部屋に入るとぱぁっと開けておぉぉぉと感動するかと思ったけど、そうでもなく。 床が仕上がってないとかで、そのままスリッパで上がる。
天然リノリウムの床は思ったほど青くなく、いい感じ。ワックスかけたりすると もっと青くなるんでしょうかね。 壁も灰色がかった壁紙にしてたけど割と白く見える。部屋が明るいからか。 壁紙がはってあるというよりも塗ってあるような感じ。 リノリウムの間に隙間があったり(溶着するらしい)、建具にガラスが入ってなかったりと おもったより未完成な感じ。

さて、そんなことを考える余裕もなく、設計の方と現場の方からいろいろと説明を 受ける。
トイレに座ってタオル掛けやペーパーフォルダーの位置を決めたりする。 玄関のコートツリーの位置決めたりとか。 洗面所は洗面台横の棚と上の棚の面があってないとのこと。 設計どおりだと洗面台下部の棚と合うように横の棚をやや奥に、上の棚を手前に出す 感じ。でも、まぁそこまでしなくても、横の棚と合わせるだけでいいかなと思ったり。 ここは棚の強度にも関係するので、現場と設計で打ち合わせしてもらうことに。 どっちでもいいんですけどね。 このように棚作り直しとかになると、まさに作り直しってことで、部材も無駄になって しまうそうな。それはそれでもったいないと思ったり、このあたりが値段に含まれているのではないかと 思ったり。 洗濯機床はドラム式用にちゃんと補強してあるとのこと。なんとなく心配だったので安心する。
風呂は窓がたくさんあるせいか、とても明るい。ドアのガラスがでかい(フィルム貼って不透明に なるそう)ので、洗面所も明るくみえる。
さて、設計のかた絶賛(?)のキッチン。確かにすごいわー。 なんか自画自賛。ステンレスをやめた火回りのほうもやめたことが気にならないほど いい感じ。ガラストップのコンロも落ち着いた感じだし。 食器洗い機も浄水器もばっちり。 ただ、思ったところにコンセントがなく、要修正項目。 あと、ベランダに出る扉横の食品庫には幕板がないとのことでお願いする。
和室は琉球畳のにおいが青い。 一枚あげてもらって床下収納を見る。 木くずが若干あるのが気になる。収納する前に掃除しておかないとカビとか虫が心配かな。 あと畳を上げる手がかりがないのはどうしたらいいかなぁ。 めったにあげることがないからなにもなくてもいいような気もしないわけでもないけど、 ないとあけにくいし、みたいなところ。目立たないところにそっと忍ばせておければ。
和室にある棚はまだ部分的に塗ってないところがあり。塗らないで木の地が見えるのも 悪くないけど、塗ってもらうことに。右隣にある棚はテレビ用。2段目はビデオ用に考えていたけど、 棚に穴がないので、1段目のテレビと2段目のビデオがつなげない問題発覚。 これはぜひと穴開けをお願いする(穴開けるようにお願いしてたよ、ほんと)。 仕上げはきれいにできない可能性があるとのことだが、そんなのは気にしない。
和室側のベランダにある柵はサッシをとりすぎたせいで柵との間に隙間が開きすぎたとの こと。13cmぐらいだそうだが、子供が落ちないとも限らないとかで、微妙に隙間がなくなるような 金具を追加してもらうことにする。ま、設計の方からの提案そのままではある。
納戸は思ったよりもしっかりしたというか、棚もばっちり入ったしっかりした作り。 収納量もばっちりでしょう。 和室との通路はかなり狭いがしかたない。扉が納戸側から閉まらないのは微妙なところ。 扉が納戸にかなりかぶっているので、取っ手が微妙なところについてしまうからだ。 また、ここで問題が見つかる。納戸の扉が全開にならないのだ。 というのも開けた先に換気扇のふたが当たるから。しかたがないので、全開はあきらめて 扉止めでもつけることに。ちと残念。
再びリビング。 設計のかたが探してくれたおしゃれな蛍光灯は1本切れている。管が切れているらしいが、 そんなに早く切れてしまうのかちょっと気になる。3000時間らしいけどー。 そんなおしゃれな管は近所の電器屋ではうってなくて、アキバのヤマギワまでいかないと いけないらしい。 蛍光灯などのスイッチはなにかと問題があったものをつけたのだけど、部屋にマッチしてて いい感じ。設計の方の話によると、最終的につけたのはうちだけだとか? うちはいいなりになりすぎか(笑)? 耐久性に問題があるとかないとかだったけど、スイッチなんて朝つけて消して、夜つけて消すとして 一日4回。耐久回数が10000回だとしても2500日。十分じゃん。 弱電だから自分でも変えられるしね。
そうこうしている間に与えられた時間は過ぎていく。 そこでひとつ発見。コンセントはアースつきってことにしてたんだけど、そこのとこの 意思疎通がうまくいってなかったみたい。 ぼくはホスピタルグレードを希望してたんだけど、 アースつきってことで、洗濯機のエリアにあるような端子を差し込むタイプのものだった。 聞くところによると、全住戸そうらしい。ほかでもクレームにならないかしらん。

あれこれ説明を聞くだけで精一杯、写真をとる時間などなく、最後にあわててとりまくる。 長々とどうもすいません、って感じ。
それに、よくあるようなビー玉を床にころがしてどうとか、自分で点検リストを持ってきて (持ってこなかったけど)細かなチェックとかは全然できなかった。天井の傷はみつけたけど。 ほかのお宅はどうだったんでしょうかね。

下に降りて修正箇所の確認をしておしまい。 2週間後に再内覧となる予定。今度はもっと完成度があがっていることだろう。

なんかあわただしくて実感わかなかったなぁ。