朝9:00におきる。コンチネンタルブレックファストをたべ、10:00すぎぐらいに
出発。とりあえず、観光する。
地下鉄を乗りついで、ルーブル美術館にいく。
昼食後オルセー美術館にいく。
シャンゼリゼ通りを歩いて凱旋門まで行き、メトロでホテルに戻る。
ホテルの集合時間は16:30でそこでチケットをもらう。
ホテルにはチケットのないブラジルサポータがたくさんいる。外でラジカセを
かけてる人もいる。
チケットは今日の分だけでなく、明日の分ももらう。明日は完全に一人。
ぴあのツアーの人達は明日帰るからだ。
チケットをみると普通のチケットではないらしい。食事がついてるとのこと。
値段も半端ではない3500FF。オプションチケット代の51000円をかるく超えている。
ツアーの人数人とツアコンの人と一緒にスタジアムである Parc Des Princes へ
向かう。ホテルからはメトロを Miromesnil というところで9番線に乗り換え、
Porte de St-Cloud という駅になる。ここはたぶんパリサンジェルマンのホーム
だと思う(オフィシャルショップみたいのがあったから)。
メトロの中は騒ぐブラジルサポータがかなりいる。しかし、駅をでるともっと
すごかった。騒いでいる人達だけでなく、チケットを求める人達が多い。
なんども話しかけられる。天気は雨。少し降ったりやんだりという感じ。どしゃぶり
ではないけど、傘がいる程度にはふっている。
チケットがないツアコンの人ここで帰る。くれぐれもご無事で、といい残して。
チケットの色にしたがっていってみると、まだ開場していない。というのも
まだ 18:00 になるかならないかで、試合開始の 21:00 にはまだ時間が3時間も
ある。開場は2時間半前だ。
しかたなく、木の下で雨やどりしながら待つ。いっしょにきたカップル、
この人達もぼくと同様食事ができるというチケットだ。様子をみてくるといって
行ってしまった。
周りはブラジルサポータが圧倒的に多い。やっぱりA組1位が順当だったから
だろうか。もしこの人達が試合後さわいだりしたらこまるなと本気で考える。
チリサポータらしい人はあまりいないが、ブラジルサポータと険悪な感じには
なっていない。一緒に写真をとっている。
我々もザガロ監督に似た人と写真をとったりする。
また、日本人らしい人もよく見かけた。チケットがなくてやってきた人もいる。
18:30 になったので柵の中に入る。昨日よりチェックは厳しくない。荷物検査も
やさしかった。
食事があるというが、よくわからないので、ゲートまでいく。そうすると、
このチケットならあっちへいけという。そちらで催しがあるらしい。
係員はなんでこんなやつがもってんだ?という感じだった。
そこにいくとぼくはあきらかに場違い。大人の雰囲気だ。そこではさっき別れた
カップルがすでに入場していた。
中は今までの大会の名前でカテゴライズされている。ぼくたちは USA94。
ちょっといただけない。
中ではバンド演奏があり、フリードリンクの Bar がある。ちょっと飲んでから
食事のほうへいってみる。
食事もちゃんと場所が決まっているらしい。ぼくたちの場所は RUSH COMMUNICATION
というところ。ここがチケットを売ったのだろうか?いったい 3500FF のチケットを
いくらで売ったのか気になるところだ。
食事は以下の通り。メニューをもらってきた。
食事をしていると、インターネットでしりあった人達もくる。
どうやらこのチケットを入手したのは旅行社にかなり文句をいった人達だ
ということで意見がまとまる。
食事後スタジアムへ。時間はすでに 20:00 をまわっている。
ブラジルサポータらしき人が楽器をならしている。人も多い。
席はバックスタンド下段の少々後ろめ。でも真ん中。それだけでいたく感動する。
すでに両チームがアップをしている。スタンドもかなりいっぱいになっている。
やはりブラジルサポータのほうが多そう。でもチリサポータも固まっているので
数はそこそこ多く見える。
20:40 ごろアップ終了で選手紹介。場内盛り上がる。ブラジルはほとんどみんな
知っているが、チリは Salas と Zamorano ぐらいしかしらない。
試合展開としてはチリが先制したほうが面白くなりそうなのは明らか。
20:55 選手入場、国歌斉唱。バックスタンドだから選手の顔は見えないが、
きっと Zamorano は思いっきり歌っているだろう。キャプテンとして熱くなっている。
スタンドからは歌っている声が聞こえてくるが、ぼくの周りにはうたっている人は
ほとんどいなかったように思う。
21:00 黙祷の後(チリの会長死去かな?)試合開始。
チリの動きがよく、再三チャンスを迎えるが入らず。Salas と Zamorano は基本的に
前ではっている感じ。
ブラジルは中盤がつくれていない。そんな中、Leonard の動きがかなりよい。
Ronaldo もいいマークにあい、仕事ができていない。
前半には3点入ったが、2点はセットプレーから。3点目は Ronaldo が倒されて PK。
自身が決めたというものであった。
セットプレーから決めたのは2点友 Sampaio だった。今大会3点目か?
しかし、流れの中からの得点がみたい。
チリはよくやっているように思うが、ブラジルは中盤をやらせても最終的には
かなりしっかりしている。
後半は、チリも疲れたのか前線で張っている2人に直接渡すようなボールが増える。
ブラジルはそのせいか、左から Roberto Carlos が好きなように上がる。前半最後に
けがをしてだめかと思った Leonardo の動きがかなりいい。
チリは1点を返して、もう1点というところに、ブラジルの追加点によりがっくり
きた感じだ。Roberto Carlos にも Ronardo にも、Bebeto より代わった Denilson
もがんがんドリブルでぬいていた。
みんな、最初のパスをもらうときの体の反転のしかたで抜き去ってる感じだ。
反転がとても早い。
ブラジルの4点目は Ronaldo のファインゴール。みれて幸せ。しかし2本ほど
バーにあててしまった。もっとみられたかもしれない。
そうそうドゥンガもよくおこっていた。
終わってみれば 4-1 とブラジルの圧勝だった。
はじめて本物のワールドカップをみたという感じだった。今日感じたことは
みている客もサッカーをよく知っているということだ。
いいプレーには拍手をし、しょうもないミスやつまらないパスまわしにはブーイング
が出る。ミスをするとがんばれーというコールが起こる日本とはかなり違う
(断っておくが日本の応援のしかたが悪いというのではない)。
終了後最初に雨やどりをした場所に集合して帰る。ブラジルサポータは思ったほど
騒いでいない。出くわさなかっただけなのか?
メトロも死ぬほど混んでるかと心配したが、それほどでもなく無事帰る。
ホテルではチケットがないといっていたサポータが騒いでるのかなと思ったが
そんなことはなかった。どこにいったんでしょう。
こんなところでとりあえず。