97.6.17 更新


第三舞台 / 朝日のような夕日をつれて '97 (新宿・紀伊国屋サザンシアター)
第三舞台の初演作品であり, 何度も再演(内容はその時代にあったものに変更されている) されているまさに代表的作品. 第三舞台はいつもいろいろと考えさせてくれるんですが, この芝居は奥が深すぎます. 一度や二度では鴻上せんせいのいわんとしているところはきっと理解できないんでしょう.

ラッパ屋 / 鰻の出前 (新宿・THEATER TOPS)
最近ラッパ屋をみるとぼくは悲しくなるんですが, 今回もなりました. もちろん笑うところも多いんですが, 夫婦や家族について考えさせられるところが ありました.

大人計画 / 愛の罰 (新宿・Panasonic グローブ座)
最近一押しの大人計画. 再演だそうです. たぶん松尾スズキという人は, こういう芝居をしたいんではないかなーと思わなくもないんです. 今までみたものと比べると笑いはすくなかったけど, よかった.

ナイロン 100℃ / カラフルメリーでオハヨ '97 (下北沢・本多劇場)
今年はなぜか再演をみる機会が多い. しかもどれも劇団にとっては重要な位置を占める 作品ばかりだ. 今回のナイロンの公演もそうおもう. 3時間近い長丁場だが, まったく長さを感じさせない. ケラという人はとても努力家であり勉強家であると思わせるような練りに練られたストーリー 展開やテンポはすばらしいとおもう.

イッセー尾形 (原宿・クエストホール)
新作はまだ詰めが甘いのか, 短いし今一つの出来. クエストホールの公演はどちらかというと 新作を披露して, 客の反応をみて完成にもっていくいわばワークショップ的な役割を 果たしているのでしかたないのかも.

山の手事情社 / LIVING (青山・青山円形劇場)