• つかこうへいダブルス2003「飛龍伝」@青山劇場 満足度 9,500円/8,500円
    石田ひかりバージョン(って古いか)以来で筋はわかっていたけど、広末の凛々しい感じも 似合ってて、思った以上によかった。 せりふ回しは相変わらず聞き取りにくいが、その辺の機微なところを楽しむものではないし。 それにしても、春田純一はかっこいいが踊りだけはダメだすな。
  • 拙者ムニエル「HYPER DX寿姫」@全労済ホール/スペース・ゼロ 満足度 4,000円/3,500円
    3時間オーバーと長かったけど、中身充実。今一番面白い劇団と思うんだけどな (もちろんぼくが知る限りだけど)。 チラシには結構はちゃめちゃみたいなことが書いてあったけど、筋もしっかり 着地点があって話としても面白い。 毎回拙者に対する点数は高め。ちょっと甘いのかな? ただせりふとちりが多いとか手際が悪いとか思えるところはいくつかあり。 ま、そんなことは気にしませんが。
  • つかこうへいダブルス2003「幕末純情伝」@青山劇場 満足度 8,500円/8,500円
    見たことあるもので、演出もすごく似てたので、ついついうとうとしてしまいました、ごめんなさい。 春田純一ってかっこいいよなー、みたいな。 広末ヲタ萌え〜って感じだったのかもしれないけど、ちょっと迫力不足かな。 かわいすぎるかも。藤谷美和子のほうがドスが効いてて好みでした。
  • NYLON100℃ 25th SESSION 10years anniversary「ハルディン・ホテル」@本多劇場 満足度 5,500円/5,000円
    イマイチだという評判を聞いていたからあまり期待してはいなかったんだけど、 そんなこともなくて。 確かにいつもに比べるとおとなしめというか、もうひとつはじけてもいいかなと思わなくもないんだけど。 それでも3時間超えるのはやっぱり長いですな。
  • 欲望という名の電車@青山円形劇場 満足度 5,500円/6,500円
    翻訳劇なんで、今ひとつかと思ってたんだけど、話もわかりやすいし、 思ったより面白かった。 鈴木慶一は最後にしか出てこないんだけど、贅沢というか、まあ役者じゃないし。 篠井英介目当てな人も多いっぽく、それもなんだかなーという気がしないわけでもなし。
  • 八月納涼歌舞伎 三部@歌舞伎座 満足度 10,000円/11,000円
    歌舞伎といっても野田秀樹演出で、きっと普通の歌舞伎とは違うと思われ。 絶対違うな、きっと。 前回よりも話がわかりやすく面白いことは面白いのかなと。 誰にでもみてもらえるような感じ。 三太(さんたってこうなのかな?)と鼠小僧なんてわかりやすいかけ方だよねぇ。 笑いどこはやっぱり笑えず。
  • ウーマンリブ Vol.7「熊沢パンキース03」@本多劇場 満足度 5,000円/5,000円
    5000円なんてもはや小劇場の値段ではない。本公演をもはや超えてるような、いろんな意味で。 今までのウーマンリブよりもまとまってる感じ。いい意味でも悪い意味でも本公演に近づいてるような。 向井秀徳の音楽が実にかっこよかった。
  • 毛皮族 実録!!ヌッポンオエロケ犯罪歌劇「夢中にさせて」@下北沢駅前劇場 満足度 3,300円/3,300円
    駅前劇場で2時間オーバーはやっぱつらいが、前回より話もすっきりしてわかりやすくテンポもあって よかった。 まぁ筋はどちらもでよいような気もしますが。 相変わらずみなさんいい脱ぎっぷりで。 それにしても看板の町田マリーと客演の澤田育子は別格。
  • 拙者ムニエル「グッド・アイデアマンズ・ユニーク・アドベンチャー」@本多劇場 満足度 5,000円/3,300円
    あぁ、もうだめ、面白すぎ。話も展開も久しぶりの快作ではないかと。 前作がイマイチだったのだが、今回は文句なし。2時間オーバーも気にならず。 ケラや松尾スズキなんかが大劇場や大手芸能プロと組んだりしてるなか、村上大樹はまだまだ このペースでやってくれそうでなんかうれしい。内容的に大手が手を出してこない気もするけど。
  • HORIPURO X NYLON100℃ SPECIAL SESSION「ドント・トラスト・オーバー30」@青山劇場 満足度 8,000円/9,000円
    長い…。まぁ思っていたよりは長く感じなかったけど、やっぱり長い。 内容はタイトルにあってるとはどうも思えないが、それは特に気にもならず。 青山劇場だからか、ホリプロだからかは分からないが、いつものナイロンと比べると いろいろな部分でちょっと控えめ。
  • NODAMAP「オイル」@シアターコクーン 満足度 8,000円/9,000円
    いつもと同じ感じの言葉遊びと台詞回しの早さ。 まぁそれはそれとして、内容はどうかなぁというところ。 メッセージ色が強いという意見があるようだけど、まぁわからんでもなく。 よく出来た話ではあるんですけどね、おなかいっぱいって感じです。 松たか子はかわいかったです。
  • つかこうへいヴィンテージシアター「寝盗られ宗介」@紀伊国屋サザンシアター 満足度 6,000円/6,000円
    ワイドショーなどでは横山めぐみが大々的に取り上げられてたけど、 やはり山崎銀之丞の独壇場ではないかと。かっこよすぎなんじゃないかなー。 でも初演出とかでがんばりすぎなところもありか。
  • 毛皮族「ヤコブ横須賀泥だらけのSEX・毛皮族民主主義人民共和国」@下北沢駅前劇場 満足度 3,500円/3,200円
    初見。 なにかと話題だったのだが、なんとなく見てなくて。 女優陣のいい脱ぎっぷりには拍手を送りたいところ。 飛ばし具合が痛くならないので観ていて面白い。人によってはつらいかも。 ストーリーはあってないようなもののような。物語を求めたらだめだよねぇ。 レビュー含めての2本立ては3時間を超えてて駅前劇場の椅子はかなりつらい。
  • village produce vol.2「1989」@青山円形劇場 満足度 4,500円/3,800円
    ベースとなったナイロンの「1979」は残念ながらみてないけど、2時間半という 時間は決して長くなかった。椅子はよくないので腰は痛くなるけど。 ギャグだけでなく、ストーリのつながり方、伏線の張り方が非常にツボです。 年代的なものはほんの少しずれてて、ストーリーの中にあるなんだか甘酸っぱいものを 同世代として感じられなかったのは残念。1989って横浜博の年だよねぇ?ちがった? ブルースカイの脚本はちと心配なところはあるのだけど、これまたどうしてって感じ。 原作がよいのか、演出がよいのか、はたまた本人が一皮むけたのかわからないけど。 猫ニャーの公演もまたみてみないとね、ってところかなぁ。 残念だったのはみのすけがでなかったこと。 ふてぶてしい(?)村上大樹も捨てがたいが、やっぱみのすけでみたいかと。 早く元気になってくだされ。
  • 「ピルグリム」@新国立劇場中ホール 満足度 5,250円/5,250円
    初演は観てないけど実に第三舞台な感じが。 時事ネタ(とくにコンピュータ関連)を持ってくるのはいつものことだけど、 今回はそれがあまりストーリに絡んでない気がしたのは気のせいでしょうか? 内容もやっぱ(?)難しくてぴあなどを軽く読んで導入があったほうが ぼくにとってはわかり易かったのかも。 それはそれでなんか間違ってるとは思うんだが。
  • 港カヲル芸能生活5・6周年記念パーティ「ボクの前世はヒットラー」@赤坂BLITZ 満足度 4,200円/4,200円
    ライブなのか演劇なのか悩むところだが、いちおうこちらに。 新年早々3時間を越えて疲れた。 途中15分の休憩を挟むというところが演劇的かなと。 ネタとしては以前どこかでみたようなものがいくつかあってちょっと残念。 演奏は今までどおりで特に変化なく。 ミュージシャンなゲスト(遠藤ミチロウや向井秀徳)ってやぱ一味違うなとか。