• ピンポン (02年 日) 銀座テアトルシネマ 払ってもいい値段 1700円
    原作は読んだことないけど、松本大洋っぽい感じはすごくしたので、 おそらく評判どおり近いんでしょう。 脇役がすごく魅力的。 やっぱりバカになるってかっこいい。すかしてちゃだめだ。
  • es (01年 独) シネセゾン渋谷 払ってもいい値段 1500円
    映画の日というのを気づかずに思わず立ち見する。 ハリウッド映画にない映像の緊張感は好きなんだけど、後半のやや強引な展開や ハッピーエンド(でもないか)具合はちょっと興ざめ。 もっと心理的なところだけをおいかけてもよかったとおもうんだけどー。
  • マルホランド・ドライブ (01年 米・仏) 日比谷映画 払ってもいい値段 1700円
    巷ではさっぱりわからないとうわさだが、そのとおり。 でもストーリーがわかることって大切?リンチはこれでいいんだと思えるほど 気持ちのいい映像が続く。 いままでリンチの映画で納得できるエンディングをむかえられたものって思いつかないし。 ちょっと秘密めいた感じがするところはいつもベルベットの部屋だったりするのは 気のせいか?
  • フロム・ヘル (01年 米) 日比谷映画 払ってもいい値段 1290円
    「切り裂きジャック」事件の真犯人についての仮説とか。 ネットで事件について調べてみたけど、容疑者として考えられていた人たちの 背景のエッセンスをつまんだ感じなのね…。 もっと予想もつかない新解釈があってもよいのに。 それはおいておいて、画面が暗い、こういうのって大体暗いよね、なぜかしらん。 ジョニーデップはアイドル時代を卒業してたしかにいい感じではあるが、これは やっぱり作品を選んでいるからでしょうな。
  • SEX:EL (00年 仏) シアター・イメージフォーラムにて 払ってもいい値段 1500円
    タイトルやぴあの紹介欄ではなんとなくエッチな感じがしていたんだけど、 全然(でもないけど)そんなことはなく、実に重い映画だった。 フランス映画ながら舞台がアメリカなのも実に納得な、精神的な田舎を描いたものだと 思う。 ぼくの考える精神的な田舎は変化を受け入れないこと。 きっと奥底では変わりたいと思っているのに社会が受け入れない。 それが反発になっていく。最悪。やっぱり田舎はイヤ。都会でも同じようなことは あるかもしれないけど。
  • オテサーネク (00年 チェコ) ユーロスペースにて 払ってもいい値段 2000円
    ヤン・シュヴァンクマイエルの新作はおもっていたほどアニメ技法は使ってない感じ。 悦楽共犯者のときとくらべるとSFX的な使われ方という感じがしないわけでもなく。 ブラックなおとぎ話のストーリーよし、映像よしでいうことなし。 女の子のお父さんが見るテレビCMにもアニメーションが使われているところが なんとなく可笑しい。 劇場は相変わらず寒いが、見る価値あり。